カリキュラムと実験・実習(応用生物学専修)

応用生物学専修で学ぶこと

 人を取り巻く自然環境の破壊と世界的な食料不足に対する、生物科学の最新の知見と技術を駆使した問題解決が、本専修のテーマです。そのために、農業における生産と環境にかかわる植物、昆虫、微生物など幅広い資源生物を対象とし、持続的な利用、生産性と品質の向上、ならびに新たな生物資源の創成を目指して、分子から地球生態系にわたる生物学の原理とスキルを、講義と実験によって習得します。

必修科目

 生物統計学、細胞生物学、遺伝学、昆虫学、栽培植物学、植物病理学、耕地生態学

選択必修科目

 作物学、植物育種学、栽培学、園芸学、昆虫生理学、植物分子遺伝学、持続的植物生産学、昆虫利用学、植物生理学、植物分類・形態学、植物生態学

選択科目

 昆虫遺伝学、バイオメトリックス、植物分子育種学、環境微生物学、昆虫系統分類学、雑草学、植物細菌学、昆虫病理学、昆虫生態学、ストレス生物学、植物ウイルス学、菌類学、農業気象学、保全生態学、環境土壌学、植物栄養学

学生実験

curriculum_o_fig1.jpg 応用生物学専修の実験実習は専修が対象とする幅広い分野の知見について、各分野の基盤となる基礎的実験から最先端の専門的実験に至るまで分野横断的に獲得し、さらに生の生産現場を体験し、農学の持つ実学的側面を学ぶために極めて独自性の高いカリキュラムをもちます。

 基礎実験はS1タームとSPに行われ、S1タームでは木曜日の午後に、SPでは月・火・木・金曜日の午後に集中的に行われます。実験内容は植物学、遺伝学、微生物学、統計学、昆虫学、園芸学、生化学、分子生物学、組織培養よりなり、非常に幅広い分野の基礎的な実験を体系的に学びます。専門実験はA1A2タームに行われ、いずれも木曜日、金曜日午後に行われます。応用生物学専修を構成する研究室が15の専門分野に分かれてそれぞれの分野における先端的実験を実施し、学生はその中から興味のある専門分野を選択して自分の興味に即したプログラムを受講することができます。

農場実習および農家実習

curriculum_o_fig2.jpg 農場実習はS1からA2タームまで水曜日に行われます。主に西東京市の附属生態調和農学機構で行われますが、つくば市の研究施設や東京近郊の都市型農業の見学なども行われます。イネ・麦など穀類、野菜、根菜、果樹、花きなどの栽培技術とその原理、農業現場で発生する昆虫や病原微生物の同定やその予防などについて、現場での体験をベースとして実践的な学びを深めます。

 また、農家実習が秋に1回実施されます。佐倉市において認定農業者や指導農業士など国や自治体に認定された優れた農家のお世話になり、3泊4日の日程で宿泊実習を行います。生の農業現場で農産物の生産、収穫などを体験できる機会は大変貴重で、卒業後にも様々な場面で活かすことができます。

 

平成29年度の標準的な履修例

2年 共通科目と基礎科目

広く農学全体に共通する基礎を学びます

3年 専門科目と実験・実習

専門的な知識や技術を学びます(黄文字:実験実習)

Q SP(サマープログラム)というのはなんですか?

A 通常の講義が開講されない、実験・実習を集中的に行うための期間です。他学部のS2タームとほぼ同等の期間実施されます。

Q Wタームというのはなんですか?

A 主に集中講義が開講されるターム(平成29年度は1月22日〜2月22日)です。通常はこの期間に履修しなくても卒業できますが、単位が足りない場合などはWターム開講科目により短期間で効率的に単位を取得することができます。

4年 卒業研究と演習

各研究室に所属して研究活動を行います